ともかちゃんの日常「一日が終わった」
大原ともかちゃんは普通の女の子。しかし、彼女には悩みがありました。
それは、せっかくの休日を何もせずに終わってしまったことです。
正確には、昨日寝落ちして起きたら2度寝して、起きて予め作っておいたカレーを食べて、洗濯物を干してTwitterしてYouTube見てぐったりと過ごして、夕方には毎週楽しみにしていたアニメを観て、またぐったりしてお風呂入ってソシャゲをちょっとやってたらいつの間にか時間が無くなっていたのです。
ともか「あー、何やってんだろ」
ともかちゃんは早く寝ないと明日遅刻するだろうし途中で眠くなったらどうしようかと悩みましたが、何もせずに1日終わったことに対して凄くストレスを感じてました。
ともか「あぁ、ユーチューバーになって毎日ゲーム配信してスパチャ貰って、その金で生活して〜」
欲望丸出しの願望を唱えながら、とりあえず寝るしかないと思ったので寝ることにしました。
そして、同時に考えたのです。お腹が空いてるような気がした。しかし、今ここで食べてしまっても意味が無い。逆に身体への負担が出てしまう。どうするか、どうするか…。
ともか「せや、コイントスで決めよっと 」
キャラクターが描かれたコインを持つ。しかし、それは両面が表面の不正コインでした。表しかでないので10円玉にします。
ともか「確か、10円が裏で、反対側が表なんだっけ?」
うろ覚えながらもコイントス。表が出たら食べる。裏が出たら食べない。
ともか「あっ、やべ」
コイントスしたが、ベッドの隙間に落ちてしまいました。
ともか「…水飲んで寝るか」
こうして、全てを諦めたともかちゃんは、キンッキンッに冷やしておいた水を飲んで寝ることにしました。
ともか「明日から頑張るわ」
おしまい